理系院卒(推薦入社)の転職記① ~転職前の基本スペック編~

今回から理系院生(推薦入社)の自分が、横浜にあるメーカーを辞めて、都内のIT系の会社に入るまでの過程を複数回に分けて書いていこうと思います。

転職を考えている方は参考にしてください。

今回は記念すべき第1回目として、転職前の基本スペックを書いていこうと思います。

基本スペック

まずいきなりですが、筆者の基本スペックまとめをドドンと書いてしまおうと思います。
転職前の私はこんな感じでした。

  • 関西の国立大工学部修士卒
  • 財閥系の大手メーカーに3年半在籍
  • 部署はある製品セクションの中にある研究開発部門(会社全体の研究開発は別にあるので小規模)
  • 入社は推薦入社で正直ヌルゲー
  • 年収は残業込みで500万ちょっと(残業は月平均15時間程度、家賃補助含む)

はい、こんな感じですね。理系なら割と一般的?なスペックだと思います。

詳細は下にまとめています。

入社について

上でも書きましたが推薦で入社したので正直ヌルゲーでした。
面接官を殴りでもしない限りは受かる感じ。

面接は正直舐めていたので、同期はどんな会社が多い会社に行くことが多いですかと聞かれて、もっと年収の高い企業と答えるようなクソガキでした。それでも内定くれたことに感謝です。

学校推薦にもいろいろあると思いますが、私の場合は大学で研究していたことと直結するような会社に推薦を出したので、ぬるい感じになったと思います。

私の研究室の教授が就職先の会社と共同研究とかもしてましたし、よほどのことがない限り私を獲らないという選択肢はなかったと思います。

会社での業務について

基本的には大学で研究した知識を使って、製品の性能向上のための研究と、新製品の開発をするような部署にいましたが、
過去の製品に関する問い合わせ対応から、新製品の試運転立ち合いまで幅広くやらされました。

慢性的に人が足りておらず、有能だろうと無能だろうと、みんなキャパいっぱいまで仕事が割り振られていました。

人間関係的には研究職特有のクセのある人が多く、自分も含めですがコミュニケーション能力が低い人ばかりでした。
(隣の席の上司はうまくいかないことがあるとマウスを机にたたきつけてました…)

職場環境について

斜陽産業だったので節電で必要最低限の電気しか点けないため、社内は常に薄暗く、始業前と昼休みは消灯するため、暗い中ご飯を食べることになります。

また古いビルのため、水回りの衛生状態があまり良くなく、掃除は毎日されていましたが、あまりキレイではありませんでした。

現場の人も多くいるため、終業後はパンイチのおじさんがシャワーを浴びるためにビル内を徘徊してました笑

年収について

年収は3年目で残業代含めて500万ちょっとといったところでした。

残業は月平均15時間程度ですが、新製品の試運転立ち合いや、外部施設を借りての実験などがあると30-40時間くらいになるので、月によってかなりムラがあります。

私はあまり残業をしたくなかったので、月初に個人的に作成したTODOリストを課長と確認して、ここまでは今月中にやります、ここからはやりませんというのを明確にして、やることやったらとっとと帰っていました。

以上、こんな感じで基本スペック編は終わりです。

次回からいよいよ転職活動について書いていくのぜひチェックしてみてください!